sub noteの初心

私(中川秀治)は、20代の前半に香川県坂出市のCATVに在籍していました。

所属はプロダクション事業部で、テレビ局用のCMや番組を制作するプロ業務のかたわら、当時まだ黎明期だったCATVの自主放送番組制作に全国に先駆けて取り組みました。

テレビ局の番組制作ノウハウを充分に吸収しつつ、お金も時間も人数も足りないCATVでそれをどう克服するか⁈…それが僕ら「自社放送立ち上げ部隊」に課せられた命題です。

アポ取りから取材、撮影、編集、そして生放送のカメラの前でマイクを待って喋る仕事まで、全ての行程を(プラスCATV加入営業も)経験させて貰いました。某全国ネットの朝の情報番組や、公共放送の全国ニュースに取り上げられるほど、当時はレギュラーで自主放送を続けるCATVが珍しかった時代です。いかに視聴者を笑わせることができるか、そればかりを考えていた青春時代でした。

まあ、若かったからこそ出来た無茶だったかもしれませんが…

その中で培った「無駄なく無理なく、ちょっと無茶しつつ、様々なプロの能力を集約し活用する」システムを、その後30年間、時代の流れの中でアップデートしてきました。

sub noteは、大きな仕事はまだ出来ないかもしれません。それでも地域に密着した存在として、写真を忘れることなく、元気に動いていきます( ̄v ̄ノ)ノ